今の学生が住環境に求めることとは・・・。
時代ごとのニーズを様々な視点から見つめています。

学生のライフスタイルの理想や住まい探しの傾向は、つねに変化しています。そのためジェイ・エス・ビーでは、下宿生の動向把握に努めるなど、時代ごとのニーズに対応。これまでのデータ解析から現状への移り変わりを把握し、さらに今後の予測を立てることにより長期にわたる安定経営のバックアップに役立てています。

18歳人口の減少する一方で、大学生は増加しています

近年、少子化の影響で18歳人口は減少傾向にあります。 ところが、学生数全体の変動はほとんど見られません。
これは、長期的な学歴志向の定着や女性の進学率の向上、大学・大学院が増え、入学がしやすくなったこと、専門性を高めるために進学に人気が集まった結果、進学者が増加していると推測されます。 また、国策を背景に外国人留学生も近年増加しています。

大学生数と18歳人口の比較

進学率

近年、生活費に占める住居費の割合は、40%を超えています。

自宅外生の生活費に占める食費と住居費の割合において、近年では住居費比率は40%を超えるようになりました。 これは、安全で快適な住まいを好む学生の増加によるものです。
食費は、外食産業の低価格化を背景に学生の節約の対象となってきました。 近年では、若者の「孤食」「偏食」「少食」や人間関係の希薄化なども問題視されるようになり、安全で快適な住居に加え、入居者間で交流が図れる食事付き学生マンションの人気も高まっています。

生活費の中での食費・住居費(自宅外生)

学生の需要が高まる一方で、ニーズに適う物件の供給はまだまだ。

かつては学生の住まいといえば「下宿」「アパート」という形態が殆どでしたが、近年では、セキュリティの充実や24時間管理といった安心や安全性、機能的な住宅設備やデザインといった快適性、門限などの生活に縛りがないプライベートの重視といったものが学生のひとり暮らしに強く求められる傾向にあり、それらのニーズを適えている学生マンションや学生会館の人気が高まっていると言えます。
しかし、次のデータの通り、実際にはまだまだ下宿・アパートタイプが多く、需要に供給が追い付いていないのが実情です。また、若者の「孤食」「偏食」「少食」といった食の心配や人間関係の希薄化なども問題視されるようになり、入居者間の交流が行える食堂併設の食事付き学生マンションも評価されています。

自宅外生の住まい

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