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7月に東京証券取引所市場第二部から市場第一部へと指定されました。

岡:今般の東証市場第一部銘柄への指定は、株主の皆さまをはじめ、お客さま、お取引先さまなど多くのステークホルダーの皆さまからの温かいご支援の賜物と深く感謝しております。皆さま方のご期待にお応えすべく、経営理念に沿ってさらなる事業発展と企業価値の向上に努めてまいります。

田中:当社事業はこれまでも着実に安定成長を遂げてきました。現行の中期経営計画での施策を着実に遂行するとともに、さらなる長期を見据えたビジョンを描き、持続的な成長へとつなげていきたいと思います。

当期のレビューをお願いします。

田中:当期は、主力事業の不動産賃貸管理事業における、管理戸数の堅調な増加と高水準の入居率の維持を背景に、売上高は順調に拡大しました。また前期に黒字化した高齢者住宅事業も入居率の向上施策や介護サービスの拡充が、高い入居率となって表れています。こうしたことから、当期の連結売上高は前期比6.9%増の389億円、経常利益は同9.5%増の28億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同34.1%増の20億円と、引き続き順調に増収増益を果たしました。現中計では、最終年度となる2020年度に、管理戸数7万戸、売上高は435億円、経常利益は33億円を目標数値に掲げていますが、順調に進捗していると評価しています。

岡:当期の順調な業績動向に加え、東証市場第一部銘柄への指定を踏まえ、株主の皆さまへの当期末の配当金に関しては、前期実績より2円増配の1株当たり36円の普通配当に加え、同4円の記念配当を実施することといたしました。

好調な業績を続けている当社の強みは何ですか。

田中:不動産賃貸管理事業においては、全国に広がる直営店舗「UniLife」のネットワークに加え、大学・生協等との提携や長きにわたって醸成してきたオーナーさまとの信頼関係があります。また、入退去が3月末に集中する学生マンションに特化していることで、その特性を熟知しており、他社にはないこの情報力が募集活動やメンテナンス活動をする上での大きな強みとなって安定的な事業成長に貢献しています。当期は高齢者住宅事業も着実な事業成長を見せており、これまで以上に強固な事業基盤を構築できています。

岡:少子化の中でも、大学進学率の上昇により、外国人留学生も含めた学生数は安定的に推移しており、今後もそのトレンドは続くと見ています。学生マンションの供給が不足する中で、業界トップクラスにある当社は、今後も高い需要を取り込んでいけるものと確信しています。

株主の皆さまにメッセージをお願いいたします。

岡:今般の株主総会において、譲渡制限付き株式報酬制度の導入をご承認いただいたことで、ガバナンス面はさらなる充実が図れたと考えています。

田中:当社の果たすべき社会的責任は、これまで以上に高まっていると認識しており、皆さまからのご期待に応えていけるよう、今後も経営理念を軸に、企業価値の向上に努めてまいります。皆さまの変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。