プレスリリース

VR脳トレーニングゲームを活用、海外先端企業と取り組む 認知機能の維持向上を目的とした実証事業を運営の高齢者住宅にて開始 ~「グランメゾン迎賓館京都桂川」にて、日本貿易振興機構・京都市協力~

 全国で学生マンション、高齢者住宅の企画開発から運営管理をトータルで行なう株式会社ジェイ・エス・ビー(本社:京都府京都市、代表取締役社長:近藤 雅彦、以下当社)は、運営管理する介護付き有料老人ホーム「グランメゾン迎賓館京都桂川」(京都市右京区)にて、Virtuleap社(本社:ポルトガル、リスボン 読み:バーチュリープ)と協力し、同社が開発したVRを使用した脳トレーニングゲームアプリ「ENHANCE(エンハンス)」を活用した認知トレーニング実証実験を2022年10月11日より開始します。
 本実証事業は、日本貿易振興機構(以下、JETRO)が、地域への外国企業誘致促進を目指して取り組む「地域への対日直接投資カンファレンス」事業を介してマッチングした両企業が、JETRO京都・京都市の協力のもと実施するものです。キャプチャ.PNG【背景と目的/認知症機能の維持向上を目指して】
 当社の運営する高齢者住宅には、認知症を患っている方も多く入居されており、その症状の改善に繋がらないかと2019年にVR画像を用いた認知機能の維持向上を目的とした実証作業を大学研究室と共に行い、一定の成果を見出しました。
 前回は、一時的な取組みでしたが、今回はVirtuleap社の協力を受け、一定期間、定期的に認知機能トレーニングを繰り返し行うことで、どれだけの効果があるのか確認していきたいと思います。
 
 最新の神経科学と行動科学に基づいたトレーニングは、楽しみながら参加できるゲーム形式で行われ、気軽に取り組める内容になっています。また、当社では本年より、レクリエーションと交流を目的にシルバーeスポーツを導入しています。評判は良好でゲームの操作にも慣れ、楽しんでいる入居者も多くいることから、一定期間を要する本取り組みへの参加も負担なくスムーズに行うことができそうです。測定データはVirtuleap社にて分析が行われ、今後の研究に役立てられます。

【実施概要】
<ゲームアプリ「ENHANCE(エンハンス)」>
 7つのカテゴリ(記憶力、注意力、空間的指向、問題解決、情報処理、認知的柔軟性、運動制御など)を測定する10のゲーム を搭載しています。トレーニング期間は週1回~3回の頻度で8週間の認知ワークアウトで構成されます。各ワークアウトはランダムで選択された3つのゲームで構成され、ゲームの初回プレイ時には、各利用者のパフォーマンス値の最高値を測定するためのベンチマークセッションが実施されます。
VRゴーグルとコントローラーを用いて、館内の食堂スペースを利用してプレイします。

<期間(予定)>
 2022年10月11日~2022年12月5日(約2か月間)

<場所>
 グランメゾン迎賓館京都桂川(京都府京都市右京区梅津神田町48)
 URL https://grand-maison.jp/homelist/kyoto/katsuragawa.html

<協力>
 日本貿易振興機構(JETRO)、京都市
本実証実験は、「地域への対日直接投資カンファレンス(Regional Business Conference)」事業が実施する「JETRO Business Connect 2021」でマッチングした株式会社ジェイ・エス・ビーとVirtuleap社が、日本貿易振興機構(JETRO)、京都市の協力のもと実施するものです。

【提携先 概要】
社 名  : Virtuleap社
本社所在地: Rua Tenente Valadim 6, Loft 54, 1350-319 Lisbon, Portugal
設 立  : 2018年1月
代 表  : CEO Amir Bozorgzadeh
事業内容 : 最新の神経科学と行動科学に基づいたロゴ.PNG
       高齢者向けの脳トレーニングと
       認知力テストを目的としたVRゲームの開発販売
U R L  : https://virtuleap.com/
ENHANCEに関するお問い合わせ先 Email: support@virtuleap.com




■プレスリリースに関するお問い合わせ先
 株式会社ジェイ・エス・ビー総務部
 TEL:075-341-2905 Email:jsb@jsb-g.co.jp
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